週末に我が家のアリスが緊急入院となり、落ち着かない日々を
過ごしていました。
今年に入り、心臓肥大と言われていたのですが、以前と変わらず
元気いっぱいだったのですが12月に入ってから少しゼーゼーする
ようになり、ここ最近は食欲も落ちたため土曜日に病院へ行って
検査をして頂いたらうっ血性心不全と診断され即入院、
今日明日がヤマですと言われ、家に戻ってからも電話が鳴るたびに
「病院から?!容体が悪化した?」とドキドキする毎日。
毎日病院へ状況を確認しに行き、先生からその日のレントゲンと
血液検査の結果を説明して頂き、なんとかヤマを越え無事に退院
してきました。
とは言え、先生からは絶対安静、興奮させない、お散歩禁止、
お薬を沢山頂いてきました。
余命1年、いつ急変するかわからないとも言われ、目が離せない
状況です。
悲しみにふけりながらも仕事があるのでその時は逃れることが
出来ています。
なるべく生徒様にはご迷惑をお掛けしないよう努めるつもりですが
緊急の場合はごめんなさい!
さて、前置きが長くなってしまいましたが21世紀アートボーダレス展
JAPANに出展したインテリア茶箱作品をご紹介させて頂きます。
サイズは20KS。
私の成人式で使用した松竹梅が描かれている帯を使って制作しました。
当時、「人とは違う振袖が着たい!」と祖母が望んだ昔ながらの
お嬢さんらしい赤やピンクの絞りの着物ではない、当時では少し
派手な光沢感のある青紫の振袖&ゴールドの強い帯を選び、
祖母を困らせた思い出があります。
結局最後にはそんな希望を叶え、購入してくれた優しい祖母。
ずっと実家の箪笥に眠っていましたが、今回茶箱に使用したことで
祖母との懐かしい思い出が色々甦ってきました。
今は天国にいる祖母。
今回の作品も派手だと嘆いているかもしれません(笑)
今回、本部からは「JAPANをテーマにアートな作品を」と言われて
いたので幅広のレースと帯を組み合わせ、ベースの生地は光沢感のある
ものを選び、左右のカラーを変えてみました。
外レール部分は蓋&本体とは逆のカラーにしています。
内側は内貼り処理をし、カルトナージュでボックスを制作。
ボックスは2段になっていて、上段の2つの箱は別々に使用可能。
蓋裏は帯の一部を使用し蝶をモチーフにしてみました。
当初は冠婚葬祭用の靴やバッグ、アクセサリー等を収納しようと思い
制作したのですが、資材が溢れかえっているので一旦はそれらを
収納しちゃってます(笑)