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カルトナージュ

日本の美術 出展作品『家紋の箱』

今日は、先日の上野の森美術館で開催された展覧会『日本の美術』に出展させて

頂いた作品をご紹介させて頂きますね。

 

作品のタイトルは

 

家紋は日本古来からある固有の文化で、家柄や地位、家系や血統を表す

ものとして使われていましたが、昨今、自分が使用することも見かけることも

減り、若い方々は特になじみが薄く知らない方も多いようです。

 

なので、若い方にももっと『家紋』を知ってもらいたい、大切にして欲しい

と思い、今回はこの家紋をテーマに制作してみました。

 

 

そして沢山ある家紋の中で私が選んだのは父の家紋『片喰(かたばみ)』。

実は調べてみると片喰にも色々な種類、デザインがあるのですが、

その中で父は『剣片喰(けんかたばみ)』。

 

 

ということで、こちらのデザインをモチーフとしました♪

 

 

 

私が今まで作った中で一番大きな作品となりました。

 

 

 

審査員のお一人、美術評論家で元世田谷美術館副館長の勅使河原先生と。

 

 

画像がぼけてしまっていますが審査員のお一人、桂由美先生と。

 

 

 

 

まわりの引き出しを開けたところ。

 

 

上段の家紋の箱をどかすとこんな感じ。

アメリカの布地とフランスのペーパーを使用しています。

 

更にトレーをはずすとテーブルとして使用出来ます。

 

 

テーブル上部(黒)はフランスのペーパーを使用。

コーティングされているので、お茶をこぼしてもさっと雑巾でふき取ることが

出来ます。

 

 

 

 

 

下の台座をひっくり返すとトレーとして使用可能。

 

上のトレーのサイズより、少し小ぶりのサイズとなっています。

 

 

上部のハートやイチョウ型の小箱にはお菓子を入れ、中央の筒には茶葉を入れたり

ペーパーナプキンやフォーク等を入れてお友達とのティーパーティーなんて

如何でしょうか?

 

 

こちらの作品は六角形を互い違いに重ね合わせているのですが、気分によっては

ぴったり合わせて飾り、雰囲気を変えることも可能です。

 

 

会場の出入り口には今回参加した作家達のポストカードが販売されていた

のですが、ご購入下さった方、ありがとうございました。

こちらの売上金は慈善機関へ寄付されるとのことです。

 

 

今回、私の作品に関心を持って下さった方、説明をじっくり聞いて下さった方、

遠方からお越し下さった生徒様方、日本橋三越カルチャーサロンの生徒様方、

SNSで知ってわざわざお越し下さった方、いつもお世話になっている

セラフィオーレのS先生、マヤ暦のY先生、お友達の皆様、

今回この展覧会にお声がけ下さいました担当のI様、感謝申し上げます。

 

どうもありがとうございました!

 

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