スペインの展覧会の続きです ♪
いつもは展覧会にお声がけ頂くと、じっくり検討して参加不参加の
回答をさせて頂くのですが、この展覧会においては即OKの返事を
させて頂きました。
キリスト教徒でもない私が、聖地といわれるところで自分の作品を
展示させて頂ける機会なんてもう2度とない!と思ったからです。
絶対に現地にも足を運びたい!と思っていたのですが、セラフィオーレの
作品展と日程がドンピシャで、泣く泣く諦めました、、、。
そんな貴重な場所に展示させて頂く作品、とーっても悩みました。
作品提出期限が昨年10月末。
昨年は展覧会や作品展の締め切りが多く、この作品に時間をかけられたのは
構想含め3週間。
テーマはフリーでしたので、テーマ決めから苦しみました。
そして完成した作品はこちら。【クロスモチーフの小物入れ】です。
サイドの箱は取り外せます。
箱のしまう向きを変えることも可能。
時間の限られた中での前側、後ろ側にある3段の引き出しの柄合わせは
もちろん、引き出しの中も柄合わせしています。
今回の作品ですが、キリスト教の巡礼地で開催ということで
イエスキリストにちなんだ作品を作りたいな~と思い、
ゴルゴダの丘で十字架に磔刑(はりつけ)にされた
イエスキリストからインスパイアし、ゴルゴダの丘を示す
3段の台をモチーフにした小物入れにしました。
https://sanpaolo.or.jp/?p=6390
先日アップさせて頂いた『宝箱~平和への祈り~』やフランスで開催
された展覧会に出展した『秘密の宝石箱』、アトリエ カルトナージュの
認定講師になって初めて参加させて頂いた2014年の作品展に出展した
『天国への階段』しかり、これまでの作品展や展覧会に出展させて
頂いた作品の共通点は生と死に関するもの。
(『家紋の箱』は父の誕生日を祝し、父の家紋をモチーフに制作)
人間は誰もが悲しみを乗り越え未来に向かって進んでいける力を持っている
ことをカルトナージュで表現出来ればいいな~と思っています。
これから8月の展覧会用の作品制作に入ります!
テーマは決まっていないので、現在悩み中~💦